◆◆◆◆◆ コロナワクチン接種情報 ◆◆◆◆◆
会員の皆さんにはライングループでお知らせしましたが、改めてお知らせします。
『厚生労働省健康局健康課予防接種室より令和3年3月19日付けの事務連絡で、接種上位に位置付ける基礎疾患として、14番目に、«重い精神疾患»、[入院中ないし手帳を保持し、重度かつ継続に該当する疾患、具体的には認知症や統合失調症、うつ病を含みますが、神経症などは含みません]が追加されました。
認知症は«重い精神疾患»に該当するのですが、認知症や統合失調症などの名前は記されていません。
若年認知症も該当しますので、ワクチン接種時には、自治体の窓口担当者に伝えて早目に接種を受けるようにして下さい』
厚生労働省の文書は、以下のURLをコピーして、ヤフーなどに貼り付けてご覧下さい。
↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000756902.pdf
基礎疾患に「重い精神疾患」が加えられましたが、「重い精神疾患」が何を指すかと云うと、「精神障害者保健福祉手帳」と「自立支援医療(精神通院医療)」を所持していることです。
精神障害者手帳は1級から3級までありますが、級の指定はありません。
自立支援医療証は若年性認知症の方は、ほとんどの人が利用していると思います。
もし精神障害者手帳や自立支援医療証の交付を受けていなかったら、すぐ役所(障害福祉課or接種の担当課)に相談して下さい。
接種の順位は、
1.医療従事者、
2.高齢者
3.基礎疾患を有する者
4.高齢者施設等の従事者
5.60才~64才
となっています。
そのため65才以下の若年性認知症の人は「基礎疾患者」として申し出ないと、接種を受ける時期は後回しになります。
是非、「基礎疾患を有する者」として、申し出ましょう。
地方自治体の接種は、高齢者接種が始まったばかりで、基礎疾患の人の受付をどうするかはっきりしていない場合があります。
自治体のコールセンターに問い合わせして確認下さい。
すでに「新型コロナワクチン接種券 基礎疾患保有者 送付依頼書」が準備されている自治体もあります。
介護者が動かないと前に進みませんので、頑張って動きましょう!!
会員の皆さんにはライングループでお知らせしましたが、改めてお知らせします。
『厚生労働省健康局健康課予防接種室より令和3年3月19日付けの事務連絡で、接種上位に位置付ける基礎疾患として、14番目に、«重い精神疾患»、[入院中ないし手帳を保持し、重度かつ継続に該当する疾患、具体的には認知症や統合失調症、うつ病を含みますが、神経症などは含みません]が追加されました。
認知症は«重い精神疾患»に該当するのですが、認知症や統合失調症などの名前は記されていません。
若年認知症も該当しますので、ワクチン接種時には、自治体の窓口担当者に伝えて早目に接種を受けるようにして下さい』
厚生労働省の文書は、以下のURLをコピーして、ヤフーなどに貼り付けてご覧下さい。
↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000756902.pdf
基礎疾患に「重い精神疾患」が加えられましたが、「重い精神疾患」が何を指すかと云うと、「精神障害者保健福祉手帳」と「自立支援医療(精神通院医療)」を所持していることです。
精神障害者手帳は1級から3級までありますが、級の指定はありません。
自立支援医療証は若年性認知症の方は、ほとんどの人が利用していると思います。
もし精神障害者手帳や自立支援医療証の交付を受けていなかったら、すぐ役所(障害福祉課or接種の担当課)に相談して下さい。
接種の順位は、
1.医療従事者、
2.高齢者
3.基礎疾患を有する者
4.高齢者施設等の従事者
5.60才~64才
となっています。
そのため65才以下の若年性認知症の人は「基礎疾患者」として申し出ないと、接種を受ける時期は後回しになります。
是非、「基礎疾患を有する者」として、申し出ましょう。
地方自治体の接種は、高齢者接種が始まったばかりで、基礎疾患の人の受付をどうするかはっきりしていない場合があります。
自治体のコールセンターに問い合わせして確認下さい。
すでに「新型コロナワクチン接種券 基礎疾患保有者 送付依頼書」が準備されている自治体もあります。
介護者が動かないと前に進みませんので、頑張って動きましょう!!
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前頭側頭葉変性症 つくしの会
【抗認知症薬(4種類)を保険適用外】
認知症の治療に日本でも使われている4種類(※1)の薬が、フランスで平成30(2018)年
8月から医療保険の適用対象から外されることになりました。
※1 4種類の抗認知症薬は、
①ドルペジル(アリセプト)
②ガランタミン(レミニール)
③リバスチグミン(イクセロン・リバスタッチ)
④メマンチン(メマリー)
です。
理由は、副作用が強い割りに効能が低く、薬の有用性が不十分と、フランス連帯・保健省が
判断しました。
一方、日本では適用対象から外される動きはありませんが、効能の限界を指摘する声は国内
でもあり、議論を呼びそうです。
フランス連帯・保健省の発表によると、4種類の薬はアルツハイマー型認知症の治療薬とし
て、これまで薬剤費の15%が保険で支払われていましたが、平成30(2018)年8月から全
額患者負担になります。
東京大学の五十嵐特任准教授(医薬政策学)によると、『フランスは薬の有用性に応じて価格
や保険で支払われる割合を常時見直しており、今回の4種類の薬は7年前にも専門機関から
「薬を使わない場合と比べた有用性が低い」という評価を受け、保険で支払われる割合が引き
下げられている』と語っています。
4種類の抗認知症薬は病気の症状を遅らせるが、病気の進行そのものはくい止めることはで
きないと、各国で実施された臨床研究で科学的に確認されています。
薬から得られる恩恵は少なく、下痢、吐き気、めまいといった副作用が強くあるということで
す。
日本ではドネペジル(アリセプト)に続いて実施された3種類の薬の治験では、認知機能の指
標では効果があったものの、日常生活動作を含む指標では効果は確認されませんでした。
それでも承認されたのは、ドネペジル(アリセプト)だけでは薬の選択肢が限られるなどの理
由からだそうです。
東京都医学総合研究所の奥村泰之主任研究員らの調査では、日本では平成27(2015)4月
~平成28(2016)年3月に85歳以上の高齢者の17%が抗認知症薬の処方を受け、その
量はオーストラリアに比べて少なくとも5倍以上です。
兵庫県立ひょうごこころの医療センターの小田陽彦(はるひこ)認知症疾患医療センター長
は「欧米はケアやリハビリをより重視するが、日本は安易に抗認知症薬が使われている印象
だ」と話しています。
「薬をどう使うかは主治医とよく相談してほしい」と新井伊平順天堂大学教授は話していま
す。
【つくしの会の考え方】
特に効能が認められていない上に、強い副作用のある抗認知症薬は、飲まないことが一番
です。
FTLDの治療に効能が認められていない抗認知症薬(4種)を、安易に処方することは
医療従事者として考えて頂きたいと思っています。
また、「服用を止めたら病状が進行するかもしれませんよ」と、患者や家族を脅迫する
のも止めてほしいと思います。
※服用を即刻やめた人の話し
止めても影響はまったない上、逆に飲まなくなって体調は良くなっています。
FTLDの治療薬として強い副作用がある4種の抗認知症薬を服用させる方が危険で、
服用しない方が体に良いことは歴然としています。
「薬を服用しないことも大切な治療」と、患者側としての考えを医師に話し、一番患者のこと
が分かっている介護者が主治医という意識をもつことは大切なことではないでしょうか。
認知症の治療に日本でも使われている4種類(※1)の薬が、フランスで平成30(2018)年
8月から医療保険の適用対象から外されることになりました。
※1 4種類の抗認知症薬は、
①ドルペジル(アリセプト)
②ガランタミン(レミニール)
③リバスチグミン(イクセロン・リバスタッチ)
④メマンチン(メマリー)
です。
理由は、副作用が強い割りに効能が低く、薬の有用性が不十分と、フランス連帯・保健省が
判断しました。
一方、日本では適用対象から外される動きはありませんが、効能の限界を指摘する声は国内
でもあり、議論を呼びそうです。
フランス連帯・保健省の発表によると、4種類の薬はアルツハイマー型認知症の治療薬とし
て、これまで薬剤費の15%が保険で支払われていましたが、平成30(2018)年8月から全
額患者負担になります。
東京大学の五十嵐特任准教授(医薬政策学)によると、『フランスは薬の有用性に応じて価格
や保険で支払われる割合を常時見直しており、今回の4種類の薬は7年前にも専門機関から
「薬を使わない場合と比べた有用性が低い」という評価を受け、保険で支払われる割合が引き
下げられている』と語っています。
4種類の抗認知症薬は病気の症状を遅らせるが、病気の進行そのものはくい止めることはで
きないと、各国で実施された臨床研究で科学的に確認されています。
薬から得られる恩恵は少なく、下痢、吐き気、めまいといった副作用が強くあるということで
す。
日本ではドネペジル(アリセプト)に続いて実施された3種類の薬の治験では、認知機能の指
標では効果があったものの、日常生活動作を含む指標では効果は確認されませんでした。
それでも承認されたのは、ドネペジル(アリセプト)だけでは薬の選択肢が限られるなどの理
由からだそうです。
東京都医学総合研究所の奥村泰之主任研究員らの調査では、日本では平成27(2015)4月
~平成28(2016)年3月に85歳以上の高齢者の17%が抗認知症薬の処方を受け、その
量はオーストラリアに比べて少なくとも5倍以上です。
兵庫県立ひょうごこころの医療センターの小田陽彦(はるひこ)認知症疾患医療センター長
は「欧米はケアやリハビリをより重視するが、日本は安易に抗認知症薬が使われている印象
だ」と話しています。
「薬をどう使うかは主治医とよく相談してほしい」と新井伊平順天堂大学教授は話していま
す。
【つくしの会の考え方】
特に効能が認められていない上に、強い副作用のある抗認知症薬は、飲まないことが一番
です。
FTLDの治療に効能が認められていない抗認知症薬(4種)を、安易に処方することは
医療従事者として考えて頂きたいと思っています。
また、「服用を止めたら病状が進行するかもしれませんよ」と、患者や家族を脅迫する
のも止めてほしいと思います。
※服用を即刻やめた人の話し
止めても影響はまったない上、逆に飲まなくなって体調は良くなっています。
FTLDの治療薬として強い副作用がある4種の抗認知症薬を服用させる方が危険で、
服用しない方が体に良いことは歴然としています。
「薬を服用しないことも大切な治療」と、患者側としての考えを医師に話し、一番患者のこと
が分かっている介護者が主治医という意識をもつことは大切なことではないでしょうか。
前頭側頭葉変性症 つくしの会
以下の日程で、認知症の当事者を題材とした番組が放送されます。
内容は認知症の当事者側から見た番組で、6月にEテレの「ハートネットTV」で放送された再放送です。
【シリーズ 認知症とつくる新時代】
《第1回 絶望から権利へ》
放 送=10月10日(火) 20:00~ Eテレ
再放送=10月17日(火) 13:05~ Eテレ
《第2回 パートナーと見付けた希望》
放 送=10月11日(水) 20:00~ Eテレ
再放送=10月18日(水) 13:05~ Eテレ
内容は認知症の当事者側から見た番組で、6月にEテレの「ハートネットTV」で放送された再放送です。
【シリーズ 認知症とつくる新時代】
《第1回 絶望から権利へ》
放 送=10月10日(火) 20:00~ Eテレ
再放送=10月17日(火) 13:05~ Eテレ
《第2回 パートナーと見付けた希望》
放 送=10月11日(水) 20:00~ Eテレ
再放送=10月18日(水) 13:05~ Eテレ